発達支援
落ち着きがなくて、いつも騒いでいて忘れ物が多い、
周りといつもぶつかる、どうせ僕なんかダメなんだと言っている、親の自分もよく似ている、
お子さんと親御さんのそんな悩み、疑問のご相談に対応しております。
神経発達症といわれる症状は、誰でもが持っている特性です。
それが極端である場合、ご本人と周囲が困ってしまう場合があります。
そのようなときの対応を医師と心理師がご提案します。
まず、お子様のこれまでの経緯をお伺いします。
あらかじめ経過のメモを作り、Web問診にて送信してくだされば、医師、心理師が事前に把握しておきます。
来院いただいてお話を伺い、困りごとへのご家庭での対応方法、学校や園での過ごし方について、医師、心理師が助言を行います。また、薬剤による治療が効果的と判断できれば、ご提示します。治療薬は症状に応じて、西洋薬から漢方薬までご提案します。便秘や睡眠リズムの乱れなど身体の症状を合併していることも多く、そうしたことへの対応も致します。継続的なカウンセリングや心理療法も行っております。
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子どもの忘れ物をなくしたいのですが・・・。
忘れ物が多いお子さん。お母さんが毎日すっかり支度をしてあげてはお子さんの成長につながりませんし、かといって忘れ物で実際に困ることも多いので、見過ごすこともできません。
お子さんの中には、持ち物をそろえる際に注意を払うことが苦手なタイプの人がいます。医師と一緒に日常生活でのお子さんの特徴を見返すことで、解決策がみえてくることもあります。 -
こどもが保育園で、周りのお子さんとトラブルを起こしてしまいます。
それが常態化しているようだと親御さんもお困りですね。保育園の先生によく様子を聞かせてもらい、できれば園での様子を見学させてもらいましょう(親が見ているとわからない形で見学できる園もあるようです)。
様子が把握できたら、小さい頃からのことを思い出して、そのお子さんの成育歴のメモを作って、ご受診ください。じっくりと相談に乗ります。 -
いつものろのろとしていて段取りが悪いこどもを見ていると、自分を見ているようで辛いです。
お母さんとお子さんとできっと似ている面があるのでしょう。似ているということは、お互いに気持ちがよくわかるということでもあります。
段取りの悪さは、えてして周囲から責められてしまうものですが、お母さんだけはお子さんの味方になってあげてください。
そして解決の方策については、医師や心理師が具体的なご提案ができます。 -
遊びに行っては怪我をしてくるこども。発達に問題があるのでしょうか…。
心配ですね。不注意でよくケガをしてしまうお子さんはいます。きっと原因がありますから、それを医師と一緒に探しましょう。
普段の生活でこんなことがあった等のメモを作ってご持参ください。 -
こどもが習い事を始めましたが、親の私がスケジュールをこなせません。親として失格でしょうか。
そんなことはありません。スケジュールの過密さや、他のご兄弟がいらっしゃるかどうかなどにもよりますが、親の時間の中で可能な範囲に習い事を収める決断も大切です。
今、どうしてもその習い事をしなくてはいけないのか、落ち着いて考えましょう。お子さんご自身が「どうしてもしたい」と強く願う場合には、お子さんと話し合って、その習い事以外の何かを削る選択をすべきです。