RSウイルスは子どもの病気と思われがちですが、アメリカでは高齢者がRSウイルスに罹患し死亡する例は毎年6,000人から10,000人程度います。
特に基礎疾患がある場合には死亡率は高くなります。
すでにワクチンが承認されたアメリカでは60歳以上を対象にワクチン接種を推奨しています。
RSウイルスは、肺および呼吸器に影響をもたらす一般的な感染性ウイルスです。
高齢者では加齢に伴う免疫機能低下などで重症化リスクが高くなると言われており、RSウイルスにより、
慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息、慢性心不全などが悪化して、肺炎、入院、死亡などの重篤な状態を招く可能性があります。
RSウイルスで入院した患者さんのうち、約半数が肺炎を罹患したことがアメリカのデータで示されています。肺炎は日本の死因で5番目に多い疾患です。
当院では60歳以上の患者さんにワクチンの接種を推奨しており、この度接種を開始いたしました。
ワクチン費用:23,000円
接種をご希望の際には、お電話にてお申込みください。
TEL 03-6804-1892
RSウイルスについて